宇江武市長の 『日々是当日』

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help リーダーに追加 RSS 昆虫ブーム

<<   作成日時 : 2006/10/10 22:39   >>

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昆虫写真家の栗林慧氏がカブトムシの王様「ヘラクレス」に会うために南米エクアドルの山に分け入る――その時の様子をNHKのテレビ番組で見た。氏は67歳とのことだが、ぬかるんだ森の中を苦労しながら、しかし楽しそうに歩いていく姿が印象的であった。
その番組を見ていて思い出したのだが、ここ最近日本の小学生の間では空前の昆虫ブームなのだそうである。その影響で外国産のカブトムシやクワガタが大量に輸入されている。新聞によると、2005年度の輸入量はおよそ200万匹にも達するとのことである。それらが逃げ出したり捨てられたりすることが在来種の脅威になり、生態系への悪影響も懸念されることから、環境省は最後まで飼うように呼びかけるキャンペーンを夏休み期間中に実施したようだ。もちろん、環境への配慮は必要であろう。しかし、野に放たずに飼っていればよいということではないのではないか。子供が実物を間近で見たいという気持ち抱くのはいたしかたないが、我侭を言うもんじゃないとたしなめるどころか、金を出して子供に買い与える大人が沢山いることがそもそもの問題であろう。
全国の小学生の数は700万人ぐらいだから、200万匹という数は相当なものである。全部が全部、小学生の親が買っているわけではないだろうが、とにかく生活の中で普通に取引が行なわれているのであろうことは間違いない。
虫は玩具ではない。ムシキングとは違って店で買うものではない。どうしても実物を見たいのならばエクアドルへ行くべきである。スマトラのジャングルへ行くべきである。いや、そこまでしなくても近場の公園で身近な虫をあらためて観察してみるがいい。少なくとも金で買ったクワガタ一万匹以上の価値はあるはずだ?

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